バニラスカイ

こんにちはMARIです。

勝手に映画について語っていく記事、第二弾です。

この記事を通して映画の素晴らしさを共有したり、伝えたり、
休日に観る映画に迷っている方たちのお役に立てたら嬉しいです。

前回は「エターナル・サンシャイン (字幕版)」について語らせていただきました。

今回も「エターナル・サンシャイン (字幕版)」に少し似た雰囲気に部類するであろう映画なのですが、

ロマンチック度は同じくらいで、そこにプラス、”ミステリアス”も加わった作品かなと思います。

監督キャメロン・クロウの「バニラ・スカイ (字幕版)」です。

この映画も実はMARIの楽曲「Martini」ができたきっかけになった映画なのですが、主に、この映画の中に出てくる、
キャメロンディアスが演じたジュリーという女性に焦点を当てて楽曲「Martini」ができました。

このジュリーが悲しげな顔でMartiniを飲んでいたシーンがなんだかとても印象に残っています。

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2001年・スリラー/恋愛映画
監督 キャメロン・クロウ
出演 トム・クルーズ、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス

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バニラ・スカイ (字幕版)」は、
1997年のスペイン映画「オープン・ユア・アイズ [DVD]」のリメイク作品だそうで、

今回は2001年アメリカ映画「バニラ・スカイ (字幕版)」について書きます。

スペイン版もアメリカ版もヒロイン役でペネロペクルスが出演しています。
どちらも見たのですが、私はアメリカ版のがすんなり入ってきました。(アメリカ版先に見てしまったからかも)

注目するところは、映画の内容と少し離れますが、
いつも化粧バッチリめで映画に出演している印象が多いペネロペ・クルスが、珍しく素に近いメイクで出演してます。

それがめちゃあどけない感じでかわいらしい。
映画の中で、ペネロペ演じるソフィアに嫉妬してくるジュリー(キャメロンディアス)は皮肉たっぷりに
「毛虫みたいな女ね」て言ってるけど、毛虫という言葉に笑っちゃうくらい、誰も否定できないくらいソフィアは可愛いです。

ジュリーの嫉妬に満ち溢れる殺気立つ様子も、個人的に注目してほしいところです。

目で人を殺せるくらいの眼差し。
好きな男に対して嫉妬する女ってまさにあんな感じですね。ハイ。

この映画もまた不思議な映画で、私は一回見ただけじゃ理解できませんでした。
不思議で幻想的な映画です。恋愛映画かもしれないけど、ミステリアス。

しかし、人間の芯を突くメッセージを備えた作品だなと思いました。

人間の「欲望」や、「絶望」、手の入らない幻想への「美しくも悲しい憧れ」。
まさに、映画タイトル通り、淡く甘い色で滲む夕刻の「バニラスカイ」の様です。

富も、女も、物も手に入れた男、デヴィッドが自身の誕生日パーティにて、今までにない初めての純粋な恋に落ちたのは、
黒髪のあどけない表情のソフィアでした。

しかし、デヴィッドの気変わりに気づいた遊び相手のジュリーは嫉妬に狂い、デヴィッドと自動車で無理心中を図ります。
ジュリーは死亡し、デヴィッドだけが生還しました。
それからデヴィッドの生活から一変し、次第に絶望へと流れていきます。

現実では一度しか会ったことのないソフィアへの憧れ。
これからソフィアとの関係を始めようとしてた矢先の事故。

デヴィッドは夢の中でもソフィアの幻想を終始求めていました。
罪悪感や絶望に苦しむ中で、ソフィアに対する愛だけが美しく描かれてたなと感じました。

やっと求めてた光に満ちた女神様が現れたのに、手に触れるもう少しのところで崖に落ちてしまった絶望感。
しかし崖の下に居ても、光だけが見え続ける。

かのような気持ちになる映画です。

ぜひ、オススメの映画です。

あ、誰かと一緒に見るより、一人でじっくり「バニラスカイ」の世界に溺れながら観賞するのをお勧めします。

人によっては見終わったあと頭がうまく回らなくなるようなダメージを受けるかもしれないので、
映画観賞のあとに仕事などの予定を入れないことをお勧めします。

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追伸

「憧れ、幻想とは」

幻想は幻想のままに留めておく方が美しい場合もある。

映画はまさに、現実に近い幻想かな。
幻想を追い求めることは、愚かなことか。

芸術は、その愚かな行為により創造されていくのかなと。
少なからず、一部、私はそうかな。

デヴィッドもソフィアを追い求め翻弄する。
憧れや幻想は生きる希望、進む希望にもなる。

だから私は映画が好きだ。

いや、美しいことだと思う。

だから何度考えても、憧れや幻想は、無いより在る方が素敵だと、思ってしまう。

MARI

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